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人工炭酸泉製造装置

炭酸ライン

高い技術で実現した「微細化気泡直噴方式」で人工炭酸泉製造の常識を覆します!「微細化気泡直噴方式」を取り入れたことにより、多くのメリットが生まれました。これまで人工炭酸泉製造装置の設置は難しいと考えていた皆様にも、ご満足いただける画期的な製品です。

Point.1 初期投資を抑制!

「微細化気泡直噴方式」によって、ろ過昇温回路の配管上に本体を直接施工できるシンプルな構造となりました。そのため、低価格でのご提供が実現!

Point.2 メンテナンスフリー!

メーカーによる定期的なメンテナンスは不要です。

Point.3 計装ユニットのみのスペースで設置可能!

従来の人工炭酸泉製造装置は、中空糸膜を用いたものや、気液混合撹拌によるものが一般的で、これらの方式を採用する装置は、据置型で機械室内に設置スペースとメンテナンススペースが必要でした。一方、ヒラカワの「炭酸ライン」は配管上に施工するため、計装ユニット・ガス供給型ユニットが入るスペースがあれば設置できます。

Point.4 本体循環ポンプが不要!

従来型の装置では、ろ過昇温回路から据置型の人工炭酸泉製造装置に配管を分岐させ、その本体に装備したポンプから炭酸を水に溶解させていました。ヒラカワの「炭酸ライン」の本体(ガス発生ユニット)は、ろ過昇温回路上にあるため、人工炭酸泉製造装置本体に循環ポンプが不要です。そのため、装置本体の消費電力が不要となり、少ないエネルギーで炭酸泉をつくることができます。経年劣化や故障による本体循環ポンプの取替え費用の心配もいりません。電源はコンセントがあればOK!

美容や健康に効果あり! 大注目の炭酸泉とは?

炭酸泉は、正式には「二酸化炭素泉」と呼ばれ、二酸化炭素が溶け込んだお湯のことを指します。温泉法では、源泉で炭酸ガス濃度250ppm以上を含むものを「炭酸泉」、1000ppm以上を含むものは「治療の目的に供しうるもの」として「療養泉」と定義されます。医療機関では、高血圧や糖尿病の閉塞性動脈硬化症による潰瘍、壊疽などに対する治療の一環として活用が進んでいます。他にも、血行不良による冷え性、肩こり、腰痛の治療をはじめとする温熱療法にも活用されています。温熱療法にはマイクロウェーブ、ラジオ波、遠赤外線などいくつかの方法がありますが、大掛かりな設備が必要なわりには全身を適切に加温しづらいのが難点でした。一方で、人工炭酸泉での温熱療法では優れた成果を挙げており、医療はもちろん美容の観点からも今後ますます注目が集まると考えられます。

■皮膚断面模式図

炭酸ガスは皮膚から吸収されやすい性質があり、皮膚から毛細血管に入ります。毛細血管は炭酸ガス(二酸化炭素)を老廃物と見なし、それを排出しようと血管を広げて多くの酸素を取込みます。そのため血流が活性化し、その結果、血圧の低下が期待できるとともに、身体が本来あるべき弱アルカリ性に保たれる効果があります。